巻次 正像末 612頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 画像情報 画像情報 本文 光明寿命の誓願を大悲の本としたまえり(19)浄土の大菩提心は願作仏心をすすめしむすなわち願作仏心を度衆生心となづけたり(20)度衆生心ということは弥陀智願の回向なり回向の信楽うるひとは大般涅槃をさとるなり(21)如来の回向に帰入して願作仏心をうるひとは自力の回向をすてはてて利益有情はきわもなし(22)弥陀の智願海水に他力の信水いりぬれば真実報土のならいにて煩悩菩提一味なり(23)如来二種の回向をふかく信ずるひとはみな等正覚にいたるゆえ憶念の心はたえぬなり(24)弥陀智願の回向の信楽まことにうるひとは摂取不捨の利益ゆえ等正覚にいたるなり(25)五十六億七千万弥勒菩薩はとしをへんまことの信心うるひとはこのたびさとりをひらくべし(26)念仏往生の願により等正覚にいたるひと 紙面画像を印刷 前のページ p612 次のページ 初版p502へ このページの先頭に戻る