巻次 正像末 622頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 画像情報 画像情報 本文 和国の有情をあわれみて如来の悲願を弘宣せり慶喜奉讃せしむべし(10)多生曠劫この世まであわれみかぶれるこの身なり一心帰命たえずして奉讃ひまなくこのむべし(11)聖徳皇のおあわれみに護持養育たえずして如来二種の回向にすすめいれしめおわします已上聖徳奉讃十一首愚禿悲歎述懐(1)浄土真宗に帰すれども真実の心はありがたし虚仮不実のわが身にて清浄の心もさらになし(2)外儀のすがたはひとごとに賢善精進現ぜしむ貪瞋邪偽おおきゆえ姧詐ももはし身にみてり(3)悪性さらにやめがたしこころは蛇蝎のごとくなり修善も雑毒なるゆえに虚仮の行とぞなづけたる(4)無慙無愧のこの身にてまことのこころはなけれども弥陀の回向の御名なれば功徳は十方にみちたまう(5)小慈小悲もなき身にて 紙面画像を印刷 前のページ p622 次のページ 初版p508・509へ このページの先頭に戻る