巻次 - 686頁 表示設定 ブックマーク 表示設定 文字サイズ あ あ あ 書体 ゴシック 明朝 カラー あ あ あ テキスト情報 本文 画像情報 画像情報 本文 にてもおしはかりたまうべし。南無阿弥陀仏いなかのひとびとの、文字のこころもしらず、あさましき愚痴きわまりなきゆえに、やすくこころえさせんとて、おなじことを、たびたび、とりかえしとりかえしかきつけたり。こころあらんひとは、おかしくおもうべし、あざけりをなすべし。しかれども、おおかたのそしりをかえりみず、ひとすじに、おろかなるものを、こころえやすからんとてしるせるなり。康元二歳正月二十七日 愚禿親鸞 八十五歳 書写之 紙面画像を印刷 前のページ p686 次のページ 初版p559へ このページの先頭に戻る