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要、以予口筆令記之。是往生浄土之券契、濁世末代之目足也。故広為湿後昆遠利衆類也。雖然於此書者守機可許之。無左右不可令披閲者也。非宿善開発之器者、痴鈍之輩、定翻誹謗之唇歟。然者恐可令沈没生死海之故也。深納箱底輒莫出閫而已。  釈宗昭

先年如斯註記之訖。而慮外于今存命。仍染老筆所写之也。姓弥朦朧、身又羸劣、雖不堪右筆残留斯書。於遺跡者、若披見之人、往生浄土之信心開発歟之間、不顧窮屈於燈下馳筆畢耳。
康永三歳 甲申 九月十二日、相当亡父尊霊御月忌故終写功畢。  釈宗昭 七十五

同年十月二十六日夜、於燈下付仮名訖。