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いわゆる『涅槃経』には「一切梵行の因は善知識なり。一切梵行の因無量なりといえども、善知識をとけばすなわちすでに摂在しぬ」といい、『華厳経』には「なんじ善知識を念ぜよ。われを生ずること父母のごとし。われをやしなうこと乳母のごとし。菩薩分を増長す」といえり。このゆえに、ひとたびそのひとにしたがいて仏法を行ぜんひとは、ながくそのひとをまもりて、かのおしえを信ずべきなり。
浄土真要鈔 広末
永享十年 戊午 八月十五日奉書写之畢 右筆蓮如
大谷本願寺上人之御流之聖教也 本願寺住持存如(花押)
